妊婦と赤ちゃん妊娠5～6ヶ月頃になると子宮が大きくなり、骨盤内部の圧力が高まります。

陣痛が始まると、骨盤周りだけでなく、全身の靭帯が緩み、赤ちゃんが産道を通りやすい状態へとお母さんの体が変化します。

出産時には赤ちゃんは産道を回転しながら通って、頭から出てきます。

狭い産道の圧力で赤ちゃんの頭は一時的に変形をするのですが、同様に体の骨盤にも膨大なダメージを与えることになり、本来の骨盤の形から変形してしまいます。
（通常、逆三角形である骨盤が四角形に広がり、赤ちゃんが回転することによって左右の骨盤に圧力が掛かり、骨盤のずれたり、歪みを生じさせます。）
また、腹筋や骨盤底筋群（尿道や肛門を引き締める働きをもつ）も左右に大きく広がり出産後は一時的にうまく使うことができなくなります。
ここまでをまとめてみましょう！

①子宮が大きくなり骨盤内部の圧力が高まる
②陣痛の際に全身の靭帯が緩む
③圧力の高まった骨盤に赤ちゃんの回転が加わる
④腹筋や骨盤底筋群が緩む

これらの原因により、妊娠・出産で骨盤に歪みが起こります。

当院の産後骨盤矯正は施術歴史のある「ほねつぎ」由来の技術を用いています。

骨格矯正と緩んだ筋肉・軟部組織の復元との2つの方向からアプローチします。

① 歪みの徹底究明

患者様一人一人に合わせて身体のどこに歪みが出ているのか、どこの筋肉や軟部組織が緩んでいるのか丁寧に診させて頂き、原因を究明致します。

② 骨盤・骨格矯正

骨盤・骨格の整復を得意とする「ほねつぎ」由来の骨盤・骨格矯正を行い、歪みを正します。

③ トリガーポイントマッサージ

硬くなっている筋肉にアプローチし矯正の効果を高めると共に、歪んだ状態へと戻りにくい身体へと導きます。
骨盤や背骨に付いている筋肉が硬いと、骨盤・骨格矯正をしても歪んだ状態へ戻りやすくなってしまいます。硬くなっている筋肉に直接アプローチ出来るトリガーポイントマッサージにて、ピンポイントで筋肉を柔軟にします。

④ 骨盤底筋群のトレーニング

出産の際、緩んだ骨盤周りの筋肉や軟部組織に刺激を入れることで、矯正した骨盤の安定、尿漏れなどのお悩みの解消を目指します。

なかなかご自身でどのようにトレーニングをしたら良いのか分からないとお悩みの方も多いと思います。

小坂井接骨院では国家資格と専門知識を持ったスタッフがトレーニング指導させて頂きますので、安心して産後骨盤矯正を受けて頂けます。

辛くなく、ご自宅でも出来る簡単なトレーニングもお教えいたしますのでご安心下さい。たくさんのママさんからもご好評を頂いております

このまま産後の歪みを放っておくと・・・

ママと赤ちゃん産後のママさんのお身体の不調は、表面的には現れないことが多く、現れたとしても子育てで忙しく放っておきがちです…
実は、皆さんが思っている以上にかなりのダメージを受けているのです。

出産後、骨盤は一気に閉じますが、1ヶ月～1ヶ月半ほどは骨盤は緩んだ状態になります。

これにより尿漏れを起こしたり、恥骨部の痛みを引き起こします。
さらに！！

この時期に悪い姿勢をとってしまうと、身体にとって大きな歪みもたらす原因にもなり、長期的に不調が続きます。

産後のママさん達の中には、
「子供から目を離してはいけない…」
「体が痛いけどまだ我慢できるし…」
「子供を連れて施術院に行ったら迷惑が掛かるかも…」

と、感じていらっしゃる方がとても多いようです。

女性は出産の痛みに耐えられるぐらいですから、痛みに強い方が多く、痛みを我慢してしまう傾向にあります。しかしその結果、我慢の限界を超えるくらいまで症状が悪化し、ご来院なさる方がとても多いです。

子育ては年中無休で、数年、十数年と長期になります。そんな中、ママが元気でなければ子育ては難しいですよね。

また、少し落ち着いたらお仕事に復帰をしたいと思っていらっしゃる方も多いと思います。お仕事と子育てを両立するには、体の健康は必須になりますよね。

出産後はしっかりと体のケアをし、その後の育児やお仕事を快適に行えるように準備することが大切になります。出産直後は、骨盤が歪みやすい状態になる上、ホルモンバランスも乱れ、身体を歪ませてしまいます。歪みがあると、身体全身に循環障害も起こり、将来的に様々な不調を起こしやすくなります。

これからの生活や次の出産で辛い症状が出ないよう、産後はしっかりと早めに骨盤をケアすることが大切です。

また、当院は専用託児所などの施設はございませんが、産後骨盤矯正の際にはお子様から目を離す時間を短くするために、「短時間で効果の出る施術」を心掛けています。

施術室へお子様と一緒に入ることも可能ですので、ご安心してお越しください。