皆さん、『猫背』って知ってますよね？　何となく“猫”と言う言葉が付くので“可愛い”感じがしないでもありませんが、実は皆さんが思っている以上に怖い症状なんです!!
そもそも『猫背』とは読んで字のごとく『背中が丸まってしまい、まるで猫ちゃんの背中のようになってしまっている』様を周りの人が見た目で呼んだ総称です。

そうです、“周りからの見た目”で、“本人では、あまり気づかない”　のです。。。
その様はとても美しい・きれいな・素敵な姿勢とはかけ離れてます。
しかも人は鏡など“映るもの”でしかご自分の姿勢を見ることは出来ない上に“目”は顔の“前”にあるため身体を横にしても顔は映るものの方向に向けなければ見えません。
でも“猫背”は完全に体の横側から見なければ分かりませんし、体感的にも余程の猫背が進行して日常生活に支障でも出ない限りご自分では分かりにくいんです。つまり・・・
他人が先に気づくことの方が多いのです。―あなたは他人の猫背を見た時、何を感じますか？―
だからもしかしたらみなさん、周りの方に言われなくても『あぁ～、あの人猫背すごいねぇ。』　なんて思われているかも知れませんよ！？

ではその“猫背”に何故なってしまうのでしょう？
原因・理由は概ね皆さんもう分かってらっしゃるのでは・・・？

・日々の姿勢
・運動不足による体力や筋力の低下
・PCやスマホなどの閲覧中、操作中など画面の位置が顔より下にある場合が多い・・・　など。

そもそも昔から比べても今の現代における生活様式もかなり様変わりしました。
昔はPCもスマホも無い、移動も徒歩など体を使うことが多く、私なんて“見える所ですら車で”
猫背になる原因や理由はだいたい限られていると思われるかも知れませんが、調べてみると実は意外な原因・理由もあるのだそうで、その一例ですが、その意外な例をご紹介させて頂きます。
■“日本人”だから（１）！？　―　日本人は外国の方に比べ“体は平たい体型”だそうで、背中・お尻・太ももなど体を後ろに引っ張る力が弱く体の“裏側”の筋肉全体が発達しづらい。
■“日本人”だから（２）！？　―　日本人の特徴であることの一つで“気質”が挙げられます。性格とでもいいますか、心理的に相手と対峙した時やコミュニケーションにおいても“引いてしまう・遠慮してしまう”傾向があります。
もちろんそうでない方もお見えですが、日本人が持つ“奥ゆかしさ”が裏目に出て“萎縮してしまう”　“心が開けない”　“自信が無い”　“ストレスが溜まってしまう”など心理的なもので俯いてしまう事が多いので、猫背になりやすいと言われています。
■日常生活の変化　―　先にも挙げた通り、仕事の様変わりは近年本当に目を見張るものがあります。生活においてもだんだんと“便利”になって来ましたね。しかし、便利になればなるほど「失う」ものもあるのです。
『目で見えるくらいの距離でも車で』とかもありますが、“楽”＝“運動不足（力を必要としない）”になってきてます。最近手を上に挙げて高いところのモノを取ろうとするくらいシッカリ方や背中を使ったことありますか・・・？

『便利』や『楽』と引き換えに“健康の基本”を忘れていないですか・・・？

皆さん『猫背を放っておくと』一体どうなるのか？　を、考えた事ありますか？
けっして“猫”にはなりませんが、実はとても大変なことになってしまう可能性があるってことを・・・
特に男性よりも“女性の方が被害が酷い”とも言われています。
ここで皆さんが気になる“猫背”の向こうになにがあるのかを書いていきます。

まず、猫背になると身体はどういう状態になるか、からお話していきます。
そもそも身体には基本になる中心線があり、体重の中心はその線に乗るのが正しい姿勢と言われています。
体の中にある首の付け根から骨盤まで背骨があり、横から見ると『首で喉仏付近で前に、背中で後ろに、お腹部分で前に、お尻で後ろに』と波打つ感じで湾曲してます。
これは赤ちゃんから大人になる過程で形成されていく自然の湾曲で真っすぐな背骨より効果的に体や頭を支えられるようになっています。
しかしこの湾曲や中心線から頭や骨盤などが逸脱した場合は皆さんが想像していた以上に負荷が他の場所にかかります。

例えば『頭が仮に8ｋｇあったとします。
しかし頭が姿勢が悪くなり前に出て来たとして僅か2.5ｃｍ前に出ただけでも首にかかる負荷は4ｋｇ増します。7.5ｃｍ前に出れば首には12ｋｇの負荷が増します。』
皆さんの、その細い首に常に8ｋｇが乗っかっていて、さらに上記の重さが加われば・・・
首だけでなく背中や腰にも負担が増えることは、すぐに想像がつきますよね？

その状態を放置し続けたら！？

・顔が下を向くので“おでこ”や“目の下”、“ほっぺ”や“首の前”に重力が加わり『しわ・たるみ』になります。
当然、体の皮膚や筋肉にも『たるみ』が出来、“体の前がたるむ”と言う事は女性にとって被害は大きいと言えます。
・人間の胸の中には大切なものが入っています。そう“心臓”と“肺”です。これらはともに『膨らんでは萎む』の繰り返しで酸素と血液を全身に送り出しています。

しかし『猫背や巻き肩』になると“自分で自分の心臓と肺を抱きしめる”形になって、心臓や肺が膨らもうとすることを阻害するのと同じ事になります。
その結果は慢性の“肺機能の低下による酸欠状態・心臓機能の低下による貧血状態”に常に陥った形になり“気づかない内に”って事が一番の厄介です。

そこから「思わぬ弊害」に繋がります。どれだけ厄介かは次回に更に深くお伝えします。
日々体の疲れが取れない、イマイチ体のダルミが抜けない。そう言った状態であれば例え自覚がなくともご自身のお身体が“猫背”なのかもしれないと思った方が良いようですね。

では早速“猫背矯正”についてお話します。
先にも述べた様に『猫背による悪影響』は皆さんの想像を遥かに超えてると言っても過言ではありません。

順に書いていきますと・・・

・正しい姿勢は疲れるし、楽なうつむいた状態の猫背に無意識になる。
・筋肉は力を使わなくても良いから楽な感じがしますが、実は体には負担が“大”になっている。
・心臓や肺に負担が掛かり慢性の酸欠・貧血状態に、いつの間にかなっている。

・首が前にせり出し、体も前傾になる為バランスが悪くなっていき、慢性の貧血・酸欠状態に加え筋肉を使わなくなる為に筋力も落ち、特に『足腰』に著明に出ます。
体が前傾になり足が上がらくなれば・・・　はい、『どっしーん!!』　大変です。。。
・身体のリンパ液や血液の流れが悪くなりうつむいてばかりいたら“自律神経”が乱れホルモンバランスも乱れます。その結果“うつ病”になったり“骨粗しょう症”になる可能性が増します。
骨粗しょう症の方が転倒したらもう、皆さん・・・　　アウトですね？
・内臓関係も影響を受けて機能的にも低下し肥満・便秘・下痢などになりやすい。
・喉（首）の位置が変わり食べ物や飲み物が通る食道と、呼吸の時に空気が通る気道の切り替えが上手くいかず誤嚥を起こしやすくなり、誤嚥が長期になれば“肺炎”を起こしてしまいます。
・当然“免疫や自己回復力”も落ち風邪や病気、体調を悪くしてしまう。

つまり『 猫背は万病のもと 』 なんです!!
たかが“姿勢が悪いだけ”だと思わずにシッカリと治しましょう!!

『小坂井接骨院の猫背矯正』はまずお身体の分析から行い、その分析から正しい矯正を導き矯正していきますが、当院の矯正は関節を『バキベキッ!!』『ガキゴキッ!!』っとやる矯正ではなく『痛みもなく安心安全に』行える“トムソンベット”と言う特殊な矯正ベットを用いて行います。
確かに“音と振動”はちょっと大きいですが、痛みなどは無く、ほとんどの方が驚くほど一瞬で正しい姿勢に戻せます。

また音と振動が“苦手”な方、または骨粗しょう症などわずかな力でも体に不調を期してしまう方には『患者さまの体重（自重）を利用した優しいゆっくりとじっくりと矯正する特殊な矯正』もご用意してありますので、詳しい事やお困りごとなどは当院にお問合せ下さい。
（小坂井接骨院　0533-95-1377）

可能な方は是非とも一度、そのご自身のお身体でご体験してみて下さい!!その違いに必ずビックリされ、そして実感、確信して頂けるはずです!!