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意外に知らない『首の構造と役目』は まだまだ、あります!!

意外に知らない『首の構造と役目』は まだまだ、あります!!

前回は首の構造や機能についてお話しましたが、実はまだ首に隠された機能があるので、いくつかお伝えします。

 

前回、たくさんお伝えしましが、まだあと少しありますのでお付き合いの程よろしくお願い致します。。。

 

日々、日常生活を送る中で“首”の不調を感じている方もたくさんお見えかと思いますが、“痛み”や“コリ”を感じ不自由な思いをされている状態“ならまだ”良い状態でしょう。

『んな事ない!!』と言われてしまうかも知れませんが、何故、私がこう言ったかというと、その上に『もっと首が動かなくなってしまい本当に大変な状態』があるからなのです。

それはもう日常生活をウンヌン言っている場合ではないくらい大変な事です。

 

仮に【首が“全く動かない”状態】になったらどうなるか? と言う事をお伝えします。

そうなると、『思ってもいなかった現実』が見えてきました。

皆さんも一緒に考え想像して『我が身』に置き換えてみて下さい…

 

もうあと、数ヶ月で冬真っ盛りになります。首筋が寒くなりマフラーも必要な季節がやってきますです。(早ッ!!)

しかし、私達のクビには、長かったり短かったり、太かったり細かったりと様々なものがありますよね? 一体、この違いはどこにあるのでしょう?

前回も『まず、よく知られている話しからしますと【首の骨の数は、7個】です。約4000種ある哺乳類の首の骨の数は7個、です。人も犬も猫もゾウもキリンもみ~んな、7個です。』とお伝えしました。

 

『首長族』として知られ、有名な“カレン族”の女性のクビの骨の数を数えてみると、やはり同じ7個でした。 『首長族』の女性の首が長く見えるのは、首が長くなったワケでも、生まれつき首の骨が多いワケでもなく、ただ肩がうんと下がっているから“長く見えるだけ”だったのです。
 実は、人の首の骨の数は、生まれる前から7個。お母さんの体内で受精してからわずか2週間後にはもう形成されてるのだそうです。

そんな様々な首ですが、でも首の中にある物や機能は皆さん一緒の“ハズ”です…

では、首が使えなく(動かなく)なると、人は一体どうなってしまうのでしょう?  どんな想像をしますか…?

 

とある方に首の動きを固定する器具を装着してもらい、首を固定した状態でまず、日常生活を送ってもらうという実験をしました。

すると首が動かない(回らない)代わりに目を動かさなければならないので、すっごく目が疲れ、振り向くのも一苦労で、体ごと振り返らなければならず、上や下を見る時などは体全体、特に腰が一番大変で下半身(時に膝)も使い顔を“体全体を使ってソッチに向ける”。と言う感じでロボットに様に動かさなければなりません。

さらに歩く時には体の動きに合わせて頭も左右に動き目線が定まらず、すっかり気持ち悪くなってしまいました。

歩いていてもかかとを介して地面からの“突き上げ”も大きくなり、だんだん頭が痛くなってきます。

当然、バランスはメチャクチャに悪くなります。

首が固定されると体のバランスがとりづらくなるので、足元がランダムに傾きバランス力を測る機械に乗ってみると、クビを固定しないと30秒もつのに対し、クビを固定すると程なく倒れてしまったのです。

その理由は、クビが自由に動く場合、体が傾いても首で角度を調節し、頭を地面に対して垂直に保つことが出来ます。でもクビを固定した場合は、体が揺れた分だけ頭も大きく傾いてしまいます。すると、耳の奥にあるバランス感覚をつかさどる“三半規管”という器官が、安定しないので身体のバランスが保ちにくくいなるというわけなのです。

頭は個人差がありますが、4~6Kgほどもある重たいモノです。 その頭が安定せず傾けば、繋がっている体も一気にそっちに傾いてしまい耐えきれなくなってしまった時に転倒します。

つまり首は“アジャスター機能・ショックアブソーバー機能”も持っているんです。(素晴らしい!!) それが成せるのは首の骨が“緩やかな前弯”を描いているからこその“神業”なのです。

 

前回・今回と首の機能を掻い摘んでお伝えしてきましたが、“首”という狭い場所にこれだけ、いや、これ以上の機能が詰まっているんです。  もはや“神様”しか出来ない技だと言えます。

 

その“神が与え賜うた”、高機能の首ですが、使い方が悪かったり偶然にも生まれつきでなってしまった結果、7つある首の骨の並び方が変わることで、その高機能の首が機能不全を起こす事があります。

それが『ストレートネック・スマホ首』と言われるモノだったり『頸椎後湾症』と言われるモノ、そして『脊柱管狭窄症』です。

 まず『ストレートネック』は本来“緩やかな前弯”になっている7つの首の骨の並びが真っすぐに並んでしまっている状態の病名です。

・ストレートネック(スマホ首)になると現れやすい症状。

  • 首痛・首こり・背中の張り
  •  

  • 手・腕のしびれ
  •  

  • 寝違い・首の可動域の減少
  •  

  • 難聴・耳鳴り
  •  

  • 頭痛・頭重
  •  

  • 視力低下・疲れ目・ドライアイ
  •  

  • めまい・ふらつき・吐き気
  •  

  • 自律神経失調・のぼせ
  •  

  • 顎関節痛・食い縛り
  •  

  • うつ的症状・不眠・不安感  など…

次に『頸椎後湾症』です。これは先程の“ストレートネック”とは逆に“首の骨が後湾した状態に並んでいる”病名です。

症状としては軽度の後弯では大きな問題が生じませんが、過度な後弯になると、腰に強い痛みを自覚したり、神経の障害を生じる場合があります。 このような場合、手術が必要となってくる場合があります。 その他に…

・頚椎が前屈みになってしまったため前が見づらくなってしまう

・顔が下を向くため“気道”や“食道”が圧迫されて飲水や食事の飲み下しが難しくなってしまう

・首や肩・背中にも頑固な痛みや凝りがある   など…

 

次が『脊柱管狭窄症』です。

ちくわをいくつかに輪切りにし、少し間隔をあけて並べたイメージをして下さい。

きれいに並べたら“ちくわの穴”もきれいに丸になったままです。 その中を脳から降りて来る神経の束が通っています。 そして輪切りにしたちくわの隙間から体の各部位に神経が伸びているのですが、もしそのきれいに並べたちくわが一個でもズレたら…

穴を覗き込むと、ズレたそこだけが“穴”は狭くなりますよね?

その狭くなったところで神経が挟まり潰された状態で、神経や各部位に障害が現れたのが『脊柱管狭窄症』です。

 

そしてその穴を『脳髄液』と言う液体も流れています。

『脳髄液』は“脳”で作られ、神経を洗浄したりリフレッシュしたりしますが、『免疫力』にも関与します。

この『脳髄液』の流れも首の骨や背骨の並びが悪くなることで停滞し身体に不調が現れたり『免疫力の低下』を招きます。

 

今回、2回に渡り『首の構造と役目』をお伝えしてきましたが、まだまだ役目や不思議はあるのです。

こんな狭い場所にこんな多機能を詰め込める神様は凄いと思う反面、こんなに狭い所にこんなに多機能にしたがために“些細な事”でも不具合も出やすいのかな? と思いました。

 

皆さまはどう思いましたか?  大切なご自分の体です。 交換も出来ません。

 

一個しかないそのお身体を是非とも大切にメンテナンスしながら、少しでも長く大切にお使い下さい。

 

 

私達も皆様のお身体のメンテナンスに微力ながら、しかし全力でお手伝いさせて頂きたく思います。

何かお困りの事がございましたら、首だけでなくどんな箇所のご相談でも構いません。  お気軽にお問合せ下さい。

スタッフ全員で、心よりお待ち致しております。

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