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“コロナ渦”で『自宅に巣ごもり』で動かなくなったアナタに廃用性症候群が迫る…
いきなりですが、『廃用性症候群』(はいようせいしょうこうぐん)と言う言葉を耳にされた事はあるだろうか?
この『廃用性症候群』と言う言葉は、家族・身内・友人・知人など、身近な方に“介護に関わる方”または“要介護”の方などがお見えの方ならご存知でしょう。
そもそもこの言葉は『介護の世界』では良く使い、良く聞く用語。
ではこの『廃用性症候群』とは一体どういうモノなのかお伝えします。
この『廃用性症候群』は、実は誰にでも起こり得る、とても怖い症状なのです。
〇廃用性症候群 - 体全体の安静状態が長期に渡って続く事によって起こる、さまざまな心身の機能低下や免疫力低下等の症状を指す。 “生活不活溌病”とも呼ばれる。特に病床で“寝たきり”状態でいることによって起こる症状が多い。
また、寝たきりや“行き過ぎた安静状態”が長く続くことによって起こる筋肉や関節などが萎縮することを“廃用性萎縮”(はいようせいいしゅく)という。
つまり、あまりにも体を動かさないでいると、またその時間が長いと“使われなくなった筋肉”はドンドンやせ細り衰退し、同時に“動かない”が為にエネルギーの消費も減り食欲は無くなる。
食欲が無ければ食事量も減る為“内臓”もあまり動かなくなるので内臓まで減弱し、さらに消化吸収も悪化の為に栄養が体中に届かず、その上動かないので心臓や呼吸器官も弱り身体全体の循環まで衰えてしまう。
こういった事が悪循環となり次第に少しずつ身体すべての機能が衰えて行ってしまう。 本人も気付かない内に…
気が付いた時にはもう【時すでに遅し】。知らないうちに進行し、気がついた時には、「起きられない」「歩くことができない」などと言う状態にまで達してしまう事が少なくありません。
その悪循環が続くと、ますます全身の身体機能に悪影響をもたらし、最悪の状態では『寝たきり』となってしまうこともあります
『全身』とは、もちろん“脳”も含まれます。 脳細胞は刺激が無いと活性化しません。 そして死滅して萎縮します。 これはどういった事か…? それは『認知症』と同じ状態になります。 って、そりゃなりますよね…?
その他にも『廃用性症候群』の症状としては…
・筋骨格系
筋力低下、筋量低下、筋委縮、骨粗鬆症、関節拘縮 など…
・呼吸器系
呼吸回数増加、肺炎、酸素欠乏症 など…
・消化器系
下痢、便秘、食欲低下、消化不良による栄養失調 など…
・循環器系
心機能や全身持久力の低下、起立性低血圧、深部静脈血栓省、血液やリンパ液の循環不良による“免疫力低下” など…
・皮膚系
同部位に常時圧力が加わる事による褥瘡、皮膚湿疹、あせも、かぶれ など…
・精神系
抑うつ状態、認知機能低下、脳萎縮、自律神経失調症 など…
まだまだここには書ききれないほどの“弊害症状”はあります。
入院などで1週間ベッド上の生活になっただけでもこの様なことは普通に起こり得ます。 そのため、そういった状態に応じて早期よりリハビリを行なっていくことが推奨されているくらいです。
実例として、23歳の男性を対象とした研究では、5日間のベッド上安静で3.5%、14日間で8.4%の大腿四頭筋の断面積低下があったとのことです。
たった5日間でです。。。
さらに人間は1週間寝たきり状態になると15%の筋力が低下し、3~5週間で50%もの筋力が落ちるといわれています。これは高齢者だけでなく当然、子供や若者にも現れる症状です。
皆さん、コロナなどで自宅に籠りがちになって、一体どれくらい時が経ちましたか…?
さらに高齢者であれば、元々の筋量が少ないので、ちょっと風邪で5日間ほど寝込んだ、外に出るのが億劫でほとんど家から出なくなったなどのことでも簡単に筋量が減っていってしまいます。
また筋肉の萎縮も同時に起こり、2か月以内に筋肉の量は半分になるといわれています。 動かないことは関節にも影響し、関節が動かしにくくなったり、広がる幅が狭くなったりします。
殆ど動かない状態だと、心臓から送られる1回の血液の量が6~13%減少。それにより体全体に酸素が運ばれにくくなり持久力もさがります。
そうなってしまうと元々できていた買い物に行くのも大変になり、また外に出る意欲がなくなり…と負のスパイラルに陥ってしまいます。
また、立ち上がったり起き上がろうとしたときに血圧の低下が見られる“起立性低血圧”も起こりやすくなるのです。ほかには足のふくらはぎ部分に血の塊ができる“深部静脈血栓症”などの症状もみられる様になります。
そして本人も気が付かない内に進行してしまうのが、“脳の変性”が原因の【認知症様の症状】で、日常の景色や予定などの変化も乏しくなり、さらに今後の不安などが原因で、抑うつ状態や認知機能の低下が見られます。
自宅の中をちょっとやそっとゴソゴソした程度では、上記の様な症状の改善は難しいのです。
※ちなみに衰えた筋肉を取り戻為に行わなければならない運動は、“安静にしていた分の3倍”が必要、とも言われています。
何度も書きますが、長期の“運動不足と自宅に巣ごもり”などが続くとだれにでも起こる可能性がある廃用症候群。
お体は確実に蝕まれて行きます。 運動して『廃用性症候群』から抜け出すのは誰の為?家族?ご自身? 将来の自分…?
『廃用性症候群』は本来“一刻も早く”運動(リハビリ)で抜け出し、回復させなければならない“症状”なのです。
その為には、“まだ動けるうちに”改善が一番望ましいのです!!
なので、当院もそういった症状も念頭に置いて【長時間の姿勢不良から来る体の歪みに骨盤矯正】や【運動不足から来る筋肉の減弱・衰退に特殊なEMSでの筋トレ】、そして【リンパや血液の停滞、または不良、そして長時間同じ姿勢から来る筋肉のコリやハリを改善させる特殊な指圧】など、今までお伝えしたことを根本から改善・回復させるための設備と施術者、素敵なスタッフが【万全のコロナ対策】を講じ、お悩みを抱えた皆さまを心からお待ち致しております!!
是非、そのお身体にリフレッシュする“活!!”と“癒し”をあげましょう。 一刻も早く!!
(“通院”も立派な『廃用性症候群』の“予防”に含まれますよ!!)
小坂井接骨院
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