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意外に知らない『首の構造と役目』を知ってますか…?

意外に知らない『首の構造と役目』を知ってますか…?

『首コリ』や『肩こり』は不快で常に気になってしまうモノですよね?  では、首の中にある“頸椎”はどうですか? “自分の体内にあるのに分からない”ものの1つ、“頸椎”。

今回はこのあまり知られていない“頸椎”と“頸椎(首)の役目”についてお話します。

 

まず、よく知られている話しからしますと【首の骨の数は、7個】です。約4000種ある哺乳類の首の骨の数は7個、です。人も犬も猫もゾウもキリンもみ~んな、7個です。

そう、もちろん、あの“キリンさん”も7個なのはご存知ですよね? 稀に『ナマケモノ(俺ぢゃない!!)』は9個とかいるそうですが…

 

ちなみに調べてみたら、一番“体の骨が多い動物”は“ヘビ”でした… 脊椎だけで『1200本』もあるそうです。 道理で不気味な動きをするワケですね…

 

では、本題で『首の構造と役目』の話に戻ります。

首は頭部・顔面を支えるだけでなく、大切で重要な神経や血管が通り、咽頭(いんとう)、食道、喉頭(こうとう)、気管(気道)など、食べ物や空気の通過および発声をつかさどる臓器がここに集中して存在し、他にも唾液腺、甲状腺、上皮小体があるとても重要な部位です。

皆さんが思ってた以上に役目は多いんですよ~!!

さらに首の背側には頸椎(けいつい)と呼ばれる首の骨が連なっており、首と頭を支えています。 頸椎とその周囲の筋肉がバランス上手にをとり、頭の位置や向き細かくをコントロールしています。

そして頸椎の後ろには、頸髄(けいずい)といわれる脊髄(せきずい)神経がはしっています。 この神経は四肢(手足)、胸や腹部、腰、もちろん下肢など、首から下のすべてに関係し非常に重要な神経の束なのです。

そんな大切な場所を事故などでよく起こる『むち打ち症』のような外傷や、『首こり・肩こり』の原因となる不良な姿勢(体の歪み)をとると、くびの筋肉や骨に負担がかかり、痛みや神経障害の原因になることがあります。

 

首の前面には、甲状軟骨、いわゆる喉仏(のどぼとけ)があります。 特に成人男性では顕著にみられます。

 

私がまだ子供だった頃、父親に『喉にあるゴリゴリしたの(のどぼとけ)って、何ぃ?』と聞いたことがあります。

私の父親の回答は…  『昔、飲み込んだ“梅干しの種”がまだここに引っ掛かってんだよ…』 でした。

そしてソレを真に受けた私…  『えっ…!? 大変ぢゃん!! すぐに病院に行かなきゃ!!』   父親は… 『ん~、でもまだ酸っぱくて美味しいからぁ… このままでいいや。』   私… 『ふぅ~ん… じゃ、味がしなくなったら病院だね。』  父親… 『そだな、そうするよ…』

まだ幼い子供の頃の私…  まだまだ青かったです。(え?今も…?)

 

で、それはさておき。この甲状軟骨の裏に、喉頭と呼ばれる声を発する器官があります。 喉頭はさらに気管につながり、気管は肺につながります。喉頭に病気が生じると、声がかすれたり、息苦しさを感じたりします。

喉頭の後ろには、下咽頭と呼ばれる食べ物の通過する器官があります。ここが病気になると、のどの違和感や、飲み込みづらさ、痛みなどを感じます。

甲状軟骨の高さで胸鎖乳突筋の内側を指で強く押すと、血管の拍動(ドッキン!! ドックン!!)を感じます。この血管は総頸動脈と呼ばれ、これから分かれる枝が、首、顔、頭(脳!!)に血液を運ぶとても重要な血管です。

さらに、動脈の外側で、胸鎖乳突筋の深層(奥)には太い頸静脈がはしっています。 そして“のどぼとけ”の両横に気管をまたいで甲状腺という器官があります。 それこそ『レモンや梅干しのにおいなどを嗅いだ時に両顎の下がチリチリする箇所』のチョット横辺りです。

その甲状腺に炎症が起こると、ホルモンのバランスがくずれ、体調に異常をきたします。たとえば、ホルモンが過剰に分泌されると、動悸(どうき)・頻脈(脈が速い)・手のふるえ・発汗などの症状が現れ、この状態が長く続く病気が“バセドウ病”と言います。逆にホルモンが不足すると全身倦怠(けんたい)感・眠気・便秘・月経血の増加などの症状をきたします。コレが長く続く病気が“橋本病”です。

次に、首にはたくさんのリンパ節が存在します。全身をめぐる血液同様、身体のすみずみまでリンパ液の流れはひろがっています。 リンパ液と言えば、体の免疫に大きく関与し栄養や生体の防御をつかさどるリンパ球を運んでいます。リンパ球には、細菌やウイルスなどの異物を取り込んだり、それらを攻撃する物質(免疫〈めんえき〉抗体)をつくるはたらきがあります。

しかし本当に頼もしいのはそのリンパの“リンパ節”です。 コイツは本当に頼もしい!!

リンパ管の途中にリンパ節があり、まずリンパ液を送る“ポンプ”のはたらきもしています。

その上リンパ節はリンパ球をつくったり、細菌などを取り込んだリンパ球を濾過(ろか)する役目を担っています。そのため、リンパ節自体は取り込んだ細菌により容易に炎症を起こし、はれたり痛みをもったりします。たとえば、扁桃腺(へんとうせん)に感染を起こすと近くのリンパ節がはれ、痛みを伴います。(なお、幼小児はリンパ節が発達しているので、正常でもリンパ節を触れることがあります。)

 

そして男性のクビで気になる特徴といえば喉仏。喉仏とは、クビの骨とは別に存在する軟骨で、声を出す役割の声帯を支える役目をしているのです。ちなみに、女性にもちゃんと喉仏はあり、女性は声帯が小さい為に喉仏も小さく、目立たないだけなのです。
 また動物にも喉仏はあります。しかし、ヒトに近いチンパンジーの喉仏は、ヒトよりもかなり上にあり、頭の中にあるのです。実は、人が言葉を話せる理由は、この喉仏と声帯の位置に関係があったのです。
 ヒトは喉仏と声帯がクビにあるため、声帯で出した声を首と喉、口の広い空間、舌を使って様々に変化させることが出来ます。だから複雑な発音ができ、しゃべることができるのです。一方チンパンジーは、喉仏と声帯が頭の中にあるため、声を変化させる為の空間が狭く、単純な発音しか出来ないのです。
 人は進化し、二足歩行をする様になった時、喉仏と声帯が段々と首の方へと下がって行き、話せる様になったのです。またヒトは今でも、赤ちゃんの時は、喉仏と声帯は頭の中にあり、段々と歩けるようになるにつれて、徐々にクビのほうへ下がっていき、話せる様になるのです。子供は教えても居ないのに、感覚だけで『形態模写』に似た感じで言葉を話せる様になるんですね。 まるで赤ちゃんが教えても居ないのに母乳を飲む際、おっぱいの吸い方を知っていたかの様に…

 

本能って、凄いですね!!

 

まだまだ『首の構造と役目』はありますが、それは次回のお楽しみ…

 

上記だけでも本当に“両手でキュウッ…”と掴めてしまうくらいの細さの首の中に、これだけ… いや、これ以上の機能が詰まっている箇所の近くにある筋肉が“首コリ”だの“肩こり”だのと固まってしまった筋肉を放置しておいて、皆さまは“大丈夫”だと思いますか?

     いや、決して良いワケありません!!

本当に『こりゃマズいぞ!!』と、思って頂けたのであれば幸いです。 しかし“思っただけ”では何も変わりません。

『思ったが吉日』、さっそく何かしたの手を打ちましょう。

今、まだ何も症状が出ていないのであれば、それは幸せでありラッキーでもあるのですよ!!

 

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