皆さん、もう“当たり前”の様に『姿勢が悪いと身体に悪い』と言う事はご存じかと思います。　しかし『姿勢が悪い＝身体に悪い』の構図で、この『＝』の部分は意外とスッ飛ばされてしまいます。

まるで“風が吹けば桶屋が儲かる”かの様に。（皆さんはこの話、言えますか？）

では、改めてこの（＝）部分についてお伝えします。

まず、“見た目が悪い・老けて見える”のは言わずもがな、体にかかる負担についてお話します。

　　　分かりやすく“数字”でお話しましょう。

【基本＝立っている時】を軸に考えます。　負担がかかる計測位置は腰の骨『腰椎椎間板』の“内圧”で考えます。

【基本＝立位】なので、これを『１００』とします。　これより多いと負担は大きいという事になり、少ないと負担も少ないと考えて下さい。

まず“立位が１００”に対して【仰向けで寝た状態】は“２５”になります。　非常に少ないですね？

で、【横向きで寝た状態】では“７５”です。　横になってスマホ触っている感じですかね？　立っているよりも確かに少ないですが…　あまり少なくはないですね…？

では【立って前傾】つまり“お辞儀”している状態では“１５０”です。台所で料理しているお母さんはいつも腰に普通に立っている時に比べ「１．５倍」の負担がいつも腰に掛かっているという事。　皆さん、いつもご飯が美味しいのは、こういった苦労の元に作られた“母の愛”のおかげでもあり、本当に感謝ですよね!!

次は【座った状態】です。数字は“１４０”…!?　　あれっ!?　座っているのに数字が大きい!?

そうです、実は座っていて楽な部分は“太ももから下”なだけで、腰には負担増なのです。　もちろん“社長イス”の様な高級な椅子にシッカリ背中を預け身体の力を抜けば別ですが、普通に“座るだけ”では腰の負担は増えます。なぜなら椅子の座面にて『骨盤の確度』が変わるからです。　つまり如何に骨盤は腰を正常時にシッカリ支えているかが分かりますね？

最後に【座って前傾の状態】です。数字は“１８５”…!!　これは“椅子に座ってPC作業”をしている状態、または“テーブルに肘をついてスマホをさわっている状態”です。　これが一番数字が大きくて、日常で一番多い姿勢ではないでしょうか？

この様に数字で見れば一目瞭然、皆さんも常に姿勢は意識して正しくお過ごしください!!

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