皆さん、『蓄膿症』（ちくのうしょう）って知ってますか？　　　私の知人に、ご自身でも気が付かなかったが『蓄膿症』と、たまたま受診した“耳鼻科”で言われて驚いた方がいました。

また知人がもっと驚いたのは『もう１０年以上前から“蓄膿”になってる』と言われた事。

彼は今４０代後半で、３０歳前に１度“花粉症”の症状が酷く、鼻血が頻繁に出ていた事で受診、そのまま検査手術した経験があるそうなので、単純に計算しても手術から数年経った頃から始まっていたのだろう。

『蓄膿症』（副鼻腔炎）とは、副鼻腔に膿（うみ）が溜まることが原因で、鼻がつまったり、嫌なニオイがしたりといった不快な症状が起こる病気です。

最も多い原因は「風邪」ですが、”花粉症”や、ダニや埃による”ハウスダスト”などの「アレルギー症状」でも起こります。

その他、「鼻の形」「歯茎の炎症」「極端な偏食」「大気汚染」「精神的ストレス」などもちくのう症(蓄膿症)の原因となる場合があります。　症状は他に…
・鼻がつまって息苦しい
・鼻をかんでもかみきれない
・ドロっとした黄色い鼻水
・ 頭痛・頭重を感じる（頭がもやもやして、集中できない、ボーッとして思考力が落ちる）
・鼻汁がノドの方に垂れてネバネバする（鼻汁がノドの方に垂れて、ネバネバする）
・顔面が痛い、歯や目、鼻の周りが痛い
・食べ物のニオイがわからない、味がしない
・炎症が喉にまで来たら咳が出る、呼吸が苦しくなる
・炎症が耳にまで達すれば難聴や耳鳴りに　　　など…

治療方法は
・軽度－薬局の薬を頼る
・中度－病院で膿（うみ）を吸引したり、鼻の中に薬を吹きつける処置が行われます。
・重度－病院で手術（以前のような「顔面や口の中を切開して膿（うみ）を出す」というような大掛かりな手術は減ってきています）

知人は既に１０年以上『蓄膿症』に気付かず“花粉症”だと思い込み過ごしてしまった為、『長期投薬』か『手術』の二択に…

“オカシイ”と思ったらすぐに受診を…!!

小坂井接骨院
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