皆さん、体のアチコチがよく痛む年頃になると、まず手軽に出来る対策の内の１つとして『湿布薬』があがります。

手軽で意外に安価で済むモノもあり、痛い箇所が多ければ必然として貼る枚数も増えてしまいます。

マンガでもよく体中に湿布を貼った男性の絵が描かれている事があり、湿布を貼る事に抵抗も少ないのではないでしょうか？

しかし、『用法・用量』を守らず無闇矢鱈に貼れば重大な結果を招く場合もあります。

以前あった実例として『湿布薬の貼りすぎ、ソレが原因で吐血して搬送されたケース』もあります。

では、一体何が原因でそうなってしまったのか？　それは“過剰に湿布薬を貼った事による、薬剤の過剰摂取からくる胃潰瘍”でした。

湿布薬は飲み薬と比べて、薬害が少ない様に思われがちですが、湿布薬は局所的な消炎鎮痛効果のある外用貼付薬で、れっきとした『薬』です。

皮膚から薬剤を吸収させて痛みや炎症を和らげる効果があり、かなり強力な有効成分が含まれているタイプもあります。　飲み薬に比べると重大な副作用は起こりにくいとされてはいますが、適正な量を適正に使わないと、深刻な副作用を招く危険もあるのです。

なかには“２枚貼っただけで主成分の血中濃度が飲み薬を飲んだ場合と同程度まで上昇”する湿布もあります。そのため、胃潰瘍など全身性の副作用が起こりやすく、粘着力も非常に強力なモノもあり、かぶれや発疹を起こしやすい。

現在、病院で処方できる湿布薬の枚数は『１回７０枚まで』とされていますが、市販のものと併用して、腰、背中、肩に大量に毎日貼り続けていた高齢者が、急性胃潰瘍で吐血して緊急搬送されたケースが先程の例です。

貼る枚数に比例して成分の血中薬剤濃度は高くなるので、継続して過剰な量を貼り続けていると、重大な副作用のリスクが高まります。

“飲み薬”と同様、濃度が上がれば胃壁を荒らし腸を傷つけます。

手軽だからこそ、“湿布薬”は正しく使わなければならないのです。

小坂井接骨院
〒441-0103豊川市小坂井町中野54-12カルナドラッグ内
0533-95-1377
#豊川市整体　#腰痛 #肩こり #骨盤矯正 #頭痛 #マッサージ# 産後矯正# 坐骨神経痛# 膝痛# 豊川市接骨院 #足つぼ #マタニティ #もみほぐし #眼精疲労 #インナーマッスル #筋膜リリース #肩甲骨 #ダイエット #交通事故　#猫背矯正 #O脚矯正 #ムチウチ