スタッフブログ
昔から『アナタ、猫を背負(しょ)ってるよ!!』って言われた事、ないですか…?
皆さん、『猫 背負(しょ)ってる』って意味、分かりますか? 最近はこんな言葉をかけられる何てことは無くなったかも知れませんが、昔は背中が丸まって姿勢が悪い方によく言っていた言葉です。
そうです、今では 【猫背】 と言います。 はい、昔は姿勢が悪い方の見た目が悪いのは良くないと言う事で親や祖父母にテレビを見てたり“勉強”に励んでいたり(?)していると、ツイ姿勢が悪くなっていることに気が付かず、そう言葉を掛けられたものです。。。
ヒドイと『そんなに姿勢が悪いなら、背中に“衣文掛け”(今で言う“ハンガー”のちょっと良いヤツ)入れるよ!!』とか『背中に“竹定規”でも入れるかね!?』と怒られた懐かしい記憶が…
人によっては『天井から紐を垂らして首に巻いとくかん!?』や、『顔が前に行き過ぎたら、オデコに“剣山”が刺さる様にしとくか!?』など、怒られ方は様々です。(昔話)
昔は『姿勢が悪い』と言う事を、かなり体裁的に気にしていた時代でもありました。 確かに昔の方の写真を見ると若い方から良い年を召されたご高齢の方まで皆さん、“ピシャッ!!”と背筋が伸び姿勢の良い方がほとんどです。
それは『日常生活』の中でも常に姿勢が良い事を求められ、またそれが当たり前・普通でした。
そしてそれを注意し正す役目は親か祖父母。
近年、“核家族化”が進み、祖父母をはじめ親と共に過ごす時間が激減したとニュースでも報道がありました。 確かに我が家は6人家族でしたが、それでも標準かやや少ない家族でした。
今、一軒1家族何人でしょうか?
姿勢などが悪い子供を注意するのは誰でしょうか? いや、下手したら親の方が姿勢が悪いのでは…?
昔話ばかりで恐縮ですが、「以前はテレビ、今はスマホかタブレット」になり、画面と眼球の近さもグッと近くなりました。 しかし、それ以上に問題なのは媒体の“位置”だと思います。
テレビはいくら“薄型”(以前は“ブラウン管”といってテレビは箱型)になったとはいえ、重くて大きいから“持てない”ので何か(台)の上に“置きます”。
何かの上に置いたテレビの位置は大体、座った時に“目線の高さ”になります。
中には正座で座ってもやや上に画面があるご家庭もありました。 イヤでも少し上を向くから、背が延びます…
そしてテレビにはCMがありますし、番組なので終了時間もあります。 ソレがタイミングで『はい!! おしまい!!』と終わりを告げられます…
さらに“リモコン”なる正直、「腹が立つ発明」のセイで、番組が終わり次は何かな?と思った瞬間テレビの電源が『ブツッ…』と切れて、『あれっ?』と思い親の方を見るとリモコンを握りしめ険しい顔の掛か親が「仁王立ち」。
まさに『般若』の様な形相でこっちを見てるから、諦めざるを得ません…
今、スマホやタブレットで観る動画やゲームは途切れる事がほぼ無く、延々と垂れ流し。
そりゃ止まりませんわ。
そしてスマホやタブレットは軽くて小さいので持てるうえに、画面を触って操作するし、音量も小さいのでどんどん顔に画面を近づけます。 でもやはり長時間持っているのは辛いです。 しかしテレビみたいに何かの台に置いては指が届かず音も小さいので結果、持ったまま手を下に下げます。
するとまぁ、なんてことでしょう!? “猫背”の完成です!!
そして注意すべき“親の方”がソファーやイスでだらしない姿勢や座っている姿勢が悪い中、子供と同様にネットニュースやSNSに没頭…
もはや言葉も無いですね…
それだけではなく、近年“コロナ禍”で自宅に籠ったりリモートが増えただけでなく、そもそも運動不足で仕事以外で外出して… なんてめっきり減りました。
仕事上、会社や職場・学校などに行く方でも昔と比べたら運動量が減り筋肉も体力も落ちたと感じる方は、いったいどれくらいお見えでしょう?
筋肉には大きく分けて2種類あります。
1つは体を“動かす”筋肉。 もう1つは体を“支える”筋肉。
一回、模範となるくらいにの正しい、胸を張って両肩を開き、真っすぐ前を向いて、アゴを引き背筋を伸ばして腰も伸ばした状態で、どれくらいその姿勢を保てますか?
そんなに長く続けれない・続けられてもツライ、疲れる、と言う方は体を支える筋肉(インナーマッスル)が弱ってしまっている可能性があります。
『姿勢が維持出来ない』から『姿勢が悪くなる』、『姿勢が悪い』のは『姿勢を維持する筋肉が弱い』から。
『姿勢を維持する筋肉が弱い』から『使うとツラい・大変・疲れる』。 『使うとツラい・大変・疲れる』から『使わない』。 『使わない』から『姿勢が悪い』。 『悪い姿勢』では『姿勢を維持する筋肉』が“使われない”。“使われない(使わない)”からますます『筋力は減退・衰退』していく。
『減退・衰退』したから体を支えきれずに姿勢が悪くなる。(猫背になる) この悪循環・ループです。
この『猫背』ととても“お友達”なのが『スマホ首(ストレートネック)』です。
ただでさえ『猫背』は体に及ぼす影響が大きいのに、この『スマホ首』まで重なると、とても厄介な事になる。
※『スマホ首』とは、体はそのままで顔・アゴ共に前に付き出しやや下を向いた姿勢で、首・肩・背中・腰に多大な負担を掛ける、外見でも本当に良くない姿勢で、本来の“首の骨の自然な湾曲”が損なわれ、骨の並びが直線になり“現代病”とまで言われている由々しき症状です。
スマホ首になると、首・肩こりや頭痛、まめい、目の疲れ、猫背、腰痛、足のむくみ、などの影響が出るだけでなく、最悪の場合はヘルニアになってしまうこともあります。また、首のしわ、顔まわりのたるみといった美容面にも悪影響を及ぼす他、スマホ首も自律神経失調症になったり、“うつ”を引き起こしたりするなど、心に影響を及ぼす場合もあります。
~アナタもスマホ首…?~
・以下の項目の内3つ以上チェックが入る場合は、早めに対策をした方が良いでしょう。
- スマホを使っているときに、首こり、肩こりを感じる
- 不意に前や上を見上げるとき、首に違和感がある
- 首がつまって上を向きにくい
- 長時間うつむき姿勢でいて、姿勢を変えることが少ない
- 目が疲れやすい
- ドライアイを感じる
- 猫背の姿勢がほとんど
- 1日5時間以上、スマホやパソコンを使っている
- 身体が疲れやすいと感じる
- やる気が起きない、いつもだるい
- スマホを枕元に置いて寝ている
- 朝、または1日中睡眠不足を感じることが多い
- なんとなく身体に不調がある
アナタはいくつ当てはまりましたか…?
で、『猫背』になると、どんな障害が現れるのでしょうか?
まず、真っ先には『見た目』ではないでしょうか? 家族や周りからはなかなか言われないかも知れませんが、正直、ちょっと…
そしてやっぱり“老けて見える”事でしょう。 やっぱり若く見られたいですよね!?
そして『心肺能力の低下』です。 これは『猫背』の方を横や前からみた場合、胸の部分にクッションを持ち、その抱いたクッションを体全体位で抱き潰してしまう事と同じ事が体内で起こります。
そのクッションは『肺と心臓』です。 肺も心臓も膨らんでナンボの臓器です。
その膨らむ力を『猫背』は阻害してしまいます。 膨らめなかった肺のせいで『慢性の酸欠状態』に身体は陥ります。
膨らめなかった心臓のせいで『慢性の貧血』に身体は陥ります。
そうです、体全体的に機能低下に陥ります。 体の機能全体が低下し、体全体がダルく、ツラい状態になればさらに背中が丸まる、すると肋骨周りの筋肉が凝り固まり深い呼吸ができなくなり呼吸が浅くなります。
浅い呼吸は空気がすぐに体外に排出されてしまう為、しっかり『酸素交換』が出来ず、体内に取り込まれる酸素量は減ります。
呼吸が浅くなると、体の代謝の低下や内臓臓器の働きが鈍くなるなどの不具合が生まれます。 おまけに筋肉の凝りは血行不良を招くため、むくみが起こりやすくなる、睡眠の質にまで悪い影響を及ぼすことがあります。
問題はこれだけではありません。 その先に肥満、うつ病、免疫力低下による感染症、高血圧、糖尿病などにまで影響が及ぶとされており、時と場合によっては命も脅かしかねません。 これは本当なのです!!
では、なぜそんな危険な『猫背』を止めれないのだろうか…
答えはいくつかあります。
まず『楽だから』でしょう。 しかし実態は『筋肉の負担は少なくなり楽ですが、体の負担は大きくなりツラい』んです。
そして… 先にも書きましたが『姿勢が悪い事を教えて注意する側の大人』が、『姿勢が悪く注意される側』の方がとても多いと言う現実。。。
他人に正されなければ、なかなか姿勢の悪さは気付けないモンなのです。
アナタは姿勢は良いですか…? 周りから見られても大丈夫ですか…? またはお子様をしっかり見てますか…?
さらに問題は首・肩・背中・腰に掛かる負担による骨の変形と痛みやシビレなどの諸症状です。
そうなってしまう理由に【下を向く程、首に掛かる負担が増える】と言う構造があります。
人の“頭の重さ”は個人差あれど、概ね4~6Kgとも言われており、その重さは『“スイカ”や“ボーリングの玉”に匹敵する重さ』と言われています。
その重さを人は“ほぼ首だけ”で支えていると言っても過言ではありません。
でも日常生活で、その重さを実感する事はあまりありません。 何故なら、『首の骨の自然な湾曲』が上手く重さを分散し身体の中心でバランスを取りながら支えているからです。
しかし“猫背”になり首(頭)が前に移動した“スマホ首”の状態ではバランスが崩れ中心がズレる事で自然に支えると言う事が困難になってしまします。
その負荷はなんと!! 【首を前に“60度”倒すと首に掛かる負荷は実に“27Kg”にも達する】との事…
これは8歳(小学校3年生)の児童の平均体重に相当する負荷だ。 つまり“猫背”になり、ずっと下を向いた状態でいたら、その間ずっと、首の後ろに子供を乗せているのと同じ程度の負荷がかかっていることになる。
ご想像つきますか…?
詳しい事のご紹介は下にあるサイトにあります。 一度、しっかり読んでみて下さい。
スマホを見るときの姿勢に注意 首に小学生1人分の負荷がかかる !?
その時の首の筋肉の状態は例えるなら。。。
【ボーリングの玉を“10秒”持っててください。 と言われたら、“10秒くらいなら”頑張って持てる方も多いでしょう。 しかし、今度は同じボーリングの玉を“1時間”持っててください。と、言われたらアナタの筋肉はどうなりますか…?】
と言う質問の答えが、“猫背”になった方の首・肩・背中・腰の負担の状態なんだと思って頂いて良いかと思います。
さて、ここまでずっと“猫背”と、その猫背ととても仲良しさんの“スマホ首(ストレートネック)”について書きましたが、本当に耳(目?)が痛くなることばかりでしたね?
しかも実はもっと掘り下げて行くと、もっともっと身体に悪い原因や理由、症状がザックザク出てきます。
そして残念ながら、本当に残念な事ですが、一生懸命に“猫背”や“スマホ首(ストレートネック)”の良い所や利点を探しましたが…
1個も見つかりませんでした。
確かに“猫背”は楽ですが、体には負担が大きいのです。 “猫背”はもう誰も注意してくれませんよ…?
結論、“猫背”は『百害あって一利なし』なのです。 “猫背”姿勢はアナタの体を確実に・着実に蝕んでいきます。
皆さん、それでもまだ… まだ“猫背”を続けますか…?
小坂井接骨院
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